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「僕は普通です 期待しないで」

 この酔い具合となればあとは倒れ臥すだけです。ちょっとだけラグナロクチャットにお邪魔中。今も残り続けている場所なのでちょこちょこ覗いたりもしています。でも碌なことを呟かない私は訪れるたびに寿命を縮めるばかりであります。仕方ない。仕方ないことなのです。

 ラグナロクの振り返りはまた改めてしたいですが。今は今とて向うべき処に向う。その後の答えはそのときに出します。



-凛として時雨 『シークレットG』

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2010.09.30 01:36 | | コメント(0) |

feedback する

 仕事でだだ凹むのも侭在ることですよと。判ってはいるもののせいしんは削られていきます。前に進んでいる気がしない

 今日は比較的に穏やかではありました。比較的に、です。最高潮(※注1)と比べれば眼も当てられない有様ですが、最底辺(※注2)との比較ならいきていける。気がする。ひとは脳を誤魔化しながら生きるかたちです。語弊があるな 特に己の場合は、でした。常に酒を呑み続けられる体があったならと想像することも稀にあります。大概そのとき呑んでるのでやんわりと脳細胞は破壊されていくばかりです。いつもと変わらないな あと「稀に」の処に自分で突っ込むのもつかれた

 大して話せもしないのにやたら単語ばかり英語表現する職場なのですが、あれは海外の方が聞くとどんな塩梅なのでしょうね。フィードバック位ならまぁ……いいのか。でも還元されてくるものがあんまりない。それどころか逆に周囲を枯らせるものも多いってのは些か問題であります。やれるだけやってみましょうの心意気。でもあれだ 「compareするとつまり」ってやめて 会議なのに吹く 

 とか言ってたらまた異次元スケジュールが引かれていた事実が判明したのが本日だったわけです。前はワンダリングスケジュールって此処に書いた(思い出したくも無い)記憶があるぞ 結構己も使ってるじゃない! 国際(※注3)

 compareしてもしてなくてもワンダリングなことには変わりないです。
 いいんじゃないですか、夢があって。



-凛として時雨 『シャンディ』



※注1 呑んでると大概
※注2 色々あって二日以上ねない もしくは入院
※注3 「国際」の後に長々と書き連ねてたんですけれど、あまりに痛々しすぎて首を掻き切りたくなったので削除


 一応残しますが そこそこ元気です。
 休みたいのは本心。

 

2010.09.29 01:35 | | コメント(0) |

おかしくなって、

「もうおでんしか有り得無いンだよ!」
「あーん?」
「すみません火を貸してください」
「どうぞ」
「ありがとう」
「実に寒いですね」
「だからおでんなンだよ!」
「うるせえやァ!」
「酷い言い草。其処までおかしいことは言っていないと私は感じた」
「しかし脈略が無いと私は感じた」
「そう思われましたか」
「思う己が居ました」
「なるほどしかしそれはとりあえず置くことにした。この寒い季節! 部屋であったまりながらのおでんが至極最高と見た!」
「ふぅむ然り。こないだスーパーでもやたらおでん種がお安く叩き売られていました。練り物ばかり」
「君はそれを買ったのですか」
「否。私は麦酒を買いました」
「食べ物は?」
「……」
「この呑んだくれがァ!」
「まだ言って無い!」
「では何物を? 何物を買ったのだと?」
「……津軽鳥のつくね(塩)一本」
「この呑んだくれがァ!」
「津軽を誹るというならば全力で戦う準備が出来ているがいかがか」
「そこまで言って無い。つくね(塩)はおいしい」
「つくね(たれ)も美味しいじゃない」
「そうですね」
「安心しました」
「しかし君が呑んだくれである事実も変わらない」
「君もだろう」
「おでんがあればそれでいいのです。あと酒」
「それほどのことなのですか」
「如何にも」
「理解しました。ならばおでんだね!」
「じゃあそのうち」
「はーい」
「いちおう具について語ろうか」
「……個人的にスタンダードなやつ(※注)ともちきんちゃくがあればいいよもう」
「しいたけ詰めていい?」
「要らない」
「よし闘おう」
「いいだろう」


  *


※出演:おでんがすきらしい輩と私
※口調が今まで類も見ないほど適当



※注 個人的にスタンダードなやつ : 大根たまごちくわこんにゃくしらたき昆布結び ちくわ以外の練り物はそのときの気分


  * *



 というわけで近いうちにおでん食べる。久方ぶりだな 寒い季節にはよいものですね。
 狂ってんのか
 



-凛として時雨 『I was music』


2010.09.28 01:32 | | コメント(0) |

いま はんとうめい

 さて、今週もがんばっていきましょうと。今「頑張っていきましょう」の変換を期待して何気なくスペースキーおしたら「がんばって生きましょう」になった私の端末が病んできてるなと思いました。もうちょっといたわるべきかな 私は特に病んでいません。

 この長い一週間を使って何を書こうかな、なんて。毎週毎週思ってはいるのですが、進んだり進まなかったり。今回ばかりは決めてしまいましょう。仕事中にのんべんだらりと思考を割いて。未だに具体的なイメージが沸かない画に思いを寄せる。一文字打てば一呼吸終わらぬうちに次の文字が繋がる筈。それを小さく積み重ねる週にします。でもやっぱり碌でもないこと呟いてそうだなー、という予感はどっかにほっぽるのでした。

 おやすみなさい。ハーパー101プルーフの注文は、作品が出来上がってからにしましょうね。
 自分への些細なご褒美として。あぁ、愉しみ愉しみ。


-凛として時雨 『illusion is mine』

2010.09.27 01:47 | | コメント(0) |

空中でひとりごっこ

『turbo charge on!!』


 TKさんの中でターボとはチャージオンされるものです。なんだろうな あるのかな頭の中に ターボが でもどう想像したって回ってないメタリカルターボ的な何かががぽつねんとあるより「ターボがチャージオンされまくった状態がデフォ」みたいなほら チャージオンされてるって具体的な状態は表現出来なくても何となくイメージ出来るとかほら 自分でも何言ってるのかよく判らない

 ライブで何回か聴いたことはありましたが名前不明だった一曲。昨日iPodの音量MAXで道端をのこのこ(酩酊しながら)歩いて上記のサビで『ターボチャージャアア!!』って心の中で思いっきり叫んだら側溝に落ちそうになった 大丈夫だ誰にも見られていない 私の脳がクライマックスです。午後三時が無法地帯だ 飛び降りたい

 今日はお休みの日。しかし先日の無理(※かけつけ三杯過ぎたあとでも何処まで麦酒おいしいの選手権)が祟って身体がぼろぼろです。急ピッチで酔いすぎたンだ それでも午前中に目覚めましたけれど。あと杯数とか関係なくいつまでも麦酒おいしい

 少し快復してきましたので、もう暫くしたら用事を果たすためにふらふら出かけます。
 天気よい! 土曜が休みって素敵だ!


-凛として時雨 『replica』

2010.09.25 15:02 | | コメント(0) |

多分全てはあすこにおいてきた

 こうして文章を日々残す場所を、ここ以外にも残しています。

 ひとつは東方のssを書く以前。別なジャンルのssを残していた場所。更新することは無いのやもしれませんが、あの踊り場にはいつかまた帰りたいなと思っています。

 ひとつは、もっともっと昔から。思う侭、詩とか色々書いていた場所。詩については、普段紙媒体で連ねていたものをつらつら転記していたに過ぎませんけれど。なんかその場所がまだ残っていたので、当時貼っていたリンクを辿って色々眺めていました。途切れてしまっていたのがやはり大半。繋がれたのがみっつよっつ。お元気そうでなによりでした。

 もう何年前のお話なのだろか。長い文章なんてひとっかけらも書いてなかったのです。ひたすら詩ばっかり残してた気がします。
 自作の詩も見直してみました。画面越しに見るというのに。とっちらかった本棚を少し漁ればそのノートは見つかるというのに。眼で追うだけで、古い紙を捲るようなざらりとした感触が背筋を伝うのでした。

 例えば、あるひとつの黒い直線について。その明らかな空間の分け方を連ねるために言葉を使う。
 例えば、あるひとつの真っ白な部屋について。窓から差し込む夕陽に照らされて輝くのだと、そんなことを伝えるために言葉を使う。

 なんて稚拙な。韻の踏み方も碌に知らず、ただ感じるが侭を刻み込んだ言葉の繋がり。
 ひとの心の機微については、ほとんど語っていなかったようです。とりわけ、恋とか愛とか不信の念だとか、それらに類するものを全くといって良いほど綴っていない。情景詩、と呼んでよいものかは怪しいですが。ただ見たものを吐き出すための言葉でした。ある種直情。

 あの頃のすべてがなつかしいな、と。そう思いながら、あの時一体己が何を思っていたかを思い出すことが出来ない。確かな原点があすこにあった筈なのに。これほんとに自分が書いたの、と驚いてしまう部分もあります。変換率の低さは今も相変わらずですが!

 ちょっとなつかしい気分に浸りながら、さっくりお酒をいただくのです。
 いつかねぇ。全部終わると思うのですけれど。
 あの頃の己と切り離されているのが今の己であると。ひとつのことを長く続けるのであれば、いっそ割り切ってしまうのが良いのでしょうかね。戻りたいという気持ちはありますが。その辺りはおいおい。

 普段黒歴史を残しまくっているどの口が言うかと。その辺りは、さらっと流していただければ幸いです。


-LITE 『Phantasia』

 

2010.09.23 02:51 | | コメント(0) |

感想 無印作品集111 『いくとせいくとていくはいく』 蛸擬さん

 ゆるい夜風が身体にやさしいこの頃。しかしながら斯様な季節の変わり目となると、職場のみなさまも容赦なくぱたぱたとお倒れになる。残った面子に対する皺のよりっぷりが冗談じゃないレベルです。しぬぞ。

 当管理人は季節の変わり目じゃなくても駄目なときは駄目です。これでも人間早々壊れたりしないところが神秘的というかなんというか。生きてりゃなんとかなるもんです。

 さても。そそわ無印感想第二段です。作品はこちら
 以前この黒歴史場にて『パノラマ郷綺譚(無印作品集77)』の感想を残させていただきました。該当の日記を見返してみると、この作品集は割かし感想を書いていたという。素晴らしい作品も相変わらず多々! その中でもとりわけ衝撃的だったのはやはりこの作品だったのです。2009/7/1……退院して間もない頃ですね。眼の前が遠くなる

 お話が逸れました。いつものことです。なのでいつものように麦酒の入ったグラス片手にばちばち参ります。平日ですから。ほどほどに。うん

 例によって、本編の内容に触れる部分が出てしまいます。未読の方はご注意ください。





 * * *


 天人、流るるように生く。
 年々歳々、花相似たりと紡がれど。歳々年々、天人変わることなく侭に在るのが常ならん。

 而して。果てを得るのは悠久の世界ではなかった。
 いつだって、世に等しく在る小さな一個に向けて。その終わりの兆しは告げられる。

 天人、あるが侭に逝く。
 かの女の傍らにあった者は、竜宮の使い。
 五衰が兆しの顕れた天人、その果てを得る際の言葉を聞き届ける。


 天人は言った。
 比那名居天子は言った。
 身体尽き果て、魂は輪廻すると。
 それがまた世に還って来るまで、己を待っていて欲しいと。

 竜宮の使いは頷いた。
 永江衣玖は頷いた。




 盤石劫を過ぎて尚、連綿と時は流れて。
 世の姿は常に変わらず。
 周りにある小さな一個たちは。
 ひとつ、またひとつと小さな果てを得ていく。

 ひとつ約束を交わした魂だけは、未だ還らず。
 されど永江衣玖は生く。
 されど永江衣玖は行く。
 約束など。守ってもらえるなど、かの女は思っていない。
 ただ。そうやって待っているのだ。幾年往くとて。今日も今日とて。




 * * *




 個人の印象でありますが、蛸擬さんの描く文章はべっこう飴のイメージ。噛んで砕いたら勿体無い感じの。懐かしい甘みと、あの透き通った紅茶色に似た文章。
 時折文語的な言葉遣いが出てきて、それが何となく好みです。片仮名の使い方とか、しつこい訳ではないのですけれど印象に残るなァと思います。更に個人的な話になると己はかなり影響されたりしてします。

 さても、天人てんこちゃんと衣玖さんのお話です。
 天人五衰となれば、やはりひとつの「死」がテーマとなるのでしょう。誰かが居なくなってしまえば、そこにはぽっかりと空白があく。それは周りを全部飲み込んでしまったりもするし、時にはされるが侭に埋められてしまったりする。個人の感想としては、この作品は「空白が埋められていく」有様を描いた物語だったのかも、などと思ってました。

 ただ、その空白を埋める時間は果てしなく長い。


  *

 「……百年に一度、天界へ昇って来なさい。ここから西へ行った所に、天の盤石と言う大きな岩がある。四方ひと由旬は超える大きな岩よ。それを、」
 握る手のひらは私の元を離れ、私の纏う羽衣を捕えた。
「羽衣で、払いなさい。百年に一度だけ、済んだらまた百年待って、また昇って、払って、百年待って――盤石磨り減り消え失せるまで、続けなさい。それくらいたったら、私は、戻って来るから。きっと戻って来るから。それまで、衣玖は、待ってて」
 できる? と覗かせたその瞳の色に、私は最初で最後の、不安の色を見た。
 強がりで隠しきれないものを、私はそこに見た気がした。

(本文より引用)


  *


 はじめこれを読んだとき、どこかで聴いたことがある内容だなと思っていたのですけれど。磐石劫のお話かと気付くまで時間がかかりました。大崎善生先生の作品のどこかに出てきてた記憶がある
 夢十夜の方は、不勉強な己を憎みつつ。感想欄を見るまで判っていなかったのです。ちくしょう

 駄目だ。感想から逸れてはいけない。すみません
 作品として丁度良い長さだなァと思ってましたが、心情の機微を表す言葉が印象に残ります。読む方によっては癖があるー、と思われるかもしれませんけれど。今回の作品は衣玖さんの一人称で、長い長い時間を以て思う彼女の心が切々と流れ込む。

 
 うぅむ もひとつ間に引用を挟もうと思ったのですが、衣玖さんと他の方との淡々としたやりとりは是非実際に眼を通していただきたいのでちょっと割愛します。

 その代わり、最後にこの一文だけは。



  *


 私は顔を上げた。暁天の色は深く、その光は目に染みて、痛い。膝をつき、知らず、呟いていた。
「総領娘様、少しは、面白かったでしょう?」
 馬鹿ねえ、と言われた気がした。あの、高慢をそのまま音に表わした様な声で。

 ……

(本文より引用)


  *


 ずっとずっと、途方もなく長い時間を過ごして。
 そうして呟いたのです。「面白かったでしょう?」と。この一文が眼に入ったときは、もう堪らない心地だったのです。
 そして、物語の結末は。もし機会があるのでしたら(既に読まれた方も多いかと思いますけど!)、是非ともご自分の眼で確かめて欲しい。
 これは確かなる「物語」であります。作品の表題からしてやたら素敵に思ってましたが、優しいながらに鋭いのですよね。酔った勢いで言うとファンなんです! なんか結構言ってる気がしますが 僻地ですし言ってもお咎めない 筈……

 蛸擬さんは『ナポリを見てから死ね(無印作品集89)』なども軽妙な塩梅で好みなのですが、『欺雪の雪(無印作品集86)』も個人的にとてもお気に入りです。パノラマ郷綺譚、そして今回感想を残させていただいた作品と並ぶくらいに好き。レティさんとお燐ちゃんが同時に出てくるなんてあんまり無いと思います。そのふたりのキャラクタが好きな方なら是非。あまりにも、あまりにもうつくしい。




 * *


 気持ち悪いくらい好き放題語りすぎたぞ。変なテンションで申し訳ないです。
 今月はなんとかちまりちまりと更新していきたいと思っておりますので、気紛れに訪れた方が感想に興味を抱いていただけたなら幸いです。

 それではおやすみなさい。ありがとうございました!



-The Flaming Lips 『The Ego's Last Stand』

2010.09.22 01:27 | | コメント(0) |

こずるにまかせる

 「小水流」って書いて「こずる」だなんて素敵な読み方だな、とかのほほんと思っていました。麦酒が美味しいです。とある地域の苗字として使われているだとか。日常表現で使えないかな。小さく流されるままにいきていきたい

 日本語的な響きでとりわけ気に入っているのは「遼(にわたずみ)」であります。何で知ったかはもう記憶も曖昧ではありますが、それがきっかけで知った歌の類なども。学生時代だったかな確か 懐かしいな、なんとも。どんだけ遡りゃいいのだと

 歌に意味ありというのも当たり前のことではありますが、詩句の類で惹かれるのはやはり音。いかにも滑らかで、しかも耳通りもよく何処かやさしい。地元の話し言葉がご多聞に漏れず忙しない塩梅だったものですから、はんなりした言葉遣いに憧れたというところもある。やもしれん。わかりませんが 津軽弁も好きですけどね 意味伝えやすいんで

 時に。
 先日投稿したジェネリック作品に眼を通していただいた方、改めましてありがとうございます。いただいた感想はどれもこれも嬉しいのですけれど、思わず驚いてしまったものも。
 通常、自作品について「これとこれが繋がってるつもりで書いてました!」という明言はせずに(除:てれんこれんこ)好き勝手書いてしまっているのですが。まさか気付かれる方がいらっしゃるとは思わなかった。声には出さずとも、普通に気付かれたかたも居られたのかもしれないですが、今回はとりわけ。だってもう一年半以上前の作品なのに……。

 己の書いた作品は己がいっとう読んでます、というのは傍から見ればどうでも良い自負なのかもしれませんが。個人としては割と大事なことです。なので自分がかつて何を書いて、どういう場面でこういう思いでした、というのは大概己の心の裡にしまわれています。

 今回は本当に久方ぶりだったので。レティさんとか幽香さんとか。お気に入りなので。ほんとはさとりさんとかも交えてちゃんと繋げようかとも思ったりもしれました。けれどその部分はざっくり削除して、ひっそり読んでいただければこれ幸いという姿勢だったのです。けれど。

 うまく纏まらんです。まこと己の言葉の少なさが拙い。
 もしまた読んでいただけたなら。それ以上のことはありません。

 ありがとうございました。



-Radiohead 『Airbag』

2010.09.20 21:29 | | コメント(0) |

粛々と書き連ねつつも

 仕事の無い日曜日ってそれだけでなんかの奇跡のようだな! 普段の死にっぷりを振り返ってしまう朝。
 出かけてきます。中華料理だ! たのしみたのしみ。いってきまーす。


-猫祭り姫 『マッカーシー・ハートの香水』

2010.09.19 09:04 | | コメント(0) |

感想 作品集123 『死んだ彼女がもう笑った』 鹿路さん

 一気にまとめてでは無く、ひとつひとつちまちま語っていく姿勢。今回の作品はこちら
 リンクを貼って良くなっただなんて本当に昔から気付いていたよ!
 怠惰! この怠惰の虫が! すみません過去分の感想にもいつの日かリンクを貼っつけたりします

 はい。そそわにおいて大好きかつ素敵な作家さんのひとり。以前この黒歴史場で感想を残させていただいたのが『御日様のあまい蜜(無印作品集78)』でした。78……一体どれほどの時が流れて……言葉の海はまことに膨大。

 例の如く、というか随分と久方ぶりではありますけれど。こちらは私が残す単純な感想です。留意はしますが、物語の内容に触れる部分もあります。未読の方はご注意ください。

 それでは、参りましょう。


 *


 さてもさてもと酒の宴、酔気や巡らん其処かしこ。酔うは人。あるいは人にあらざるもの。
 例えば亡霊。往くあてのないもの。普段の腹ぺこが起こす動きは、酔いて相変わらずの。
 例えば閻魔。魂を裁くもの。普段の堅物が零す言葉は、またしても相変わらずの。
 例えば妖怪。その字(あざな)の頭に大の字をつけて呼ばれるもの。普段の胡散臭さが醸す雰囲気は、ますます一層強くなり。

 例えば覚り。心を読むもの。普段は揃わぬ筈の面子が揃った宴の場にて。そのまなこに流れ込むは面妖なる他者の心。

 「普段は揃わぬ筈の」。
 そんな宴が眼の前に。

 何の為?
 何の為に?

 さてもさてもと酒の宴。酔気は普段の有様を、やわやわとしたものに変えてしまう。
 風車が起こす風のよに、くるくるゆるく混ぜ込むのです。
 幽かな違和を、紛れさせてしまう程に。


 * *




 どうしようかって、いきなり説明に困るという醜態を晒します。己の場合が書くときも読むときも素面であることがあんまり無いものですから、宴会が背景に据えられているとそれだけで愉しくなります。
 場面のひとつひとつが、物語として素敵です。非常に多くのキャラクタが登場していて、その顕し方が素晴らしい。完全なる一人称では無く、それでいて折々に挟まれる心情がするりと溶け込んでいるという。

 冒頭は、幽々子さまによるいつも通りの奇行から。タイトルが「死んだ彼女~~」だったので、その後の展開に期待しつつも違和なく引き込まれていったのですが。タグのトップに躍り出ているさとり様の心の動きようがなんとも魅力的です。


 *

 皮膚一枚の下に深海のような感情があるのなら、表の笑顔も柔和な言葉も価値はない。かつてさとりは、そう思っていた。

 (本文より引用)

 *

 さらりとこんな文章が挟み込まれる。直喩の使い方って、それを使う本人がどれだけのことを見て、想って、言葉に置き換えてきたのかの積み重ねなのやもしれない。そんなことを考えたりします。多用されすぎると読み手としては若干疲れるかもしれませんが。この言葉の変換率は本当に羨ましいです。

 宴の席は続き。様々な面子と会話していくさとり様。表のやりとりだけではなく、彼女は他者の心が読める……面子的に読ませてくれない方々も多かったですが!

 心に結界張られた挙句それがパスワード式でしかもそれが二秒に一度ランダムで文字列が入れ替わる仕組みになってるとか。
 「ぱりやーっ!」とか。
 すみませんこの部分だけ書いても訳が判らない。けれどこの「ばりやーっ!」は大変素晴らしい。のですよ。

 ただ、さとり様が本気で読もうと思ったら読めたのかもしれません。物語の終着を見届けた今となっては、彼女がこの物語のもうひとりの主人公だったのかもしれないな、と思います。


 *

 半霊を曳いて川原へ下りていく妖夢を目で追って、紫は肘掛けによりかかって、長く柔らかなため息を吐いた。
「そうね。違うとしたら、妖怪はけっして自殺しない。自ら命を絶った妖怪の話なんて、きいたことがありますか」
 質問ではなく、それは独り言のようにさとりには聞こえた。

 (本文より引用)

 *


 作品タイトルがあっただけに、妙に印象に残った一文。
 ”妖怪はけっして自殺しない”。
 そういえば……うぅむ、成る程と。自らが持っていた観点とは違う考えを明示された気分で、新鮮な印象でした。妖怪にとって、喰ったり喰われたり、とち殺したり殺されたりという生々しい縮図は想像に難くなかったのですが。何処か己の中では「自らいのちを絶つ」という心の動きも在り得るのかもしれないと、漠として考えていたのです。それは今も変わらぬままですが、思わず「おぉ」と声を漏らしてしまいました。


 そして、亡霊嬢。幽々子さま。

 *


 手のひらに拾ったそれは確かに桜だった。花をつけた桜などないはずなのに、と顔をあげたさとりはあっけにとられる。
 一面、桜吹雪だった。桃色の鱗の小魚の、ものすごい数の群れに取り巻かれているかのようだった。どれだけ散らしても尽きることのない、夥しい花をつけた枝が網の目のように空を覆っている。
 彼女は、そこに居た。見開かれた目はふたたび閉じることはない。花びらは滾々と、まるで瞳から湧き出てくるかのようだった。
 無限に尽きることのない井戸のように。

 (本文より引用)

 *


 唸った。唸ってしまった。なんなのだろう、この描写は確かに幽々子さまのことで、桜は勿論印象的で、けれど、これは。瀟洒な、は少し違って。幽玄優美、と一言で済ませたくも無い。
 幽々子さまが描写される作品だと、twinさんの『乱れ咲き(作品集76)』が物凄く好きなのですが(長めですが、是非ともオススメしたいです!)、あの方の重厚さとも趣を異とする。
 個人として敵わないなァ、と思うのはこういった言葉の繋ぎ方です。酒の場の雰囲気も相まって、何処かふわふわしているのですけれど。それとなく鋭利で、切られた痛みに気付けないような何かを孕んでいる。ああもう
 この物語において、登場する回数こそ多くはないというのに。「幽々子」というキャラクタ自体が既に素晴らしいのもありますが、殊更に映えている印象。

 そしてこの物語の、真の主人公とは。この面妖な「宴会」とは何のためのものであったか。
 もし興味を抱かれたなら。それはみなさまの眼で確かめていただければ。構成の妙も然ることながら、Rate14.19(2010/9/17 2:30現在)は伊達じゃないです。最後の場面でもう「あぁ」とか何か声にならない声とか漏らしてました。

 死んだ彼女が。もう、笑っていたのです。
 是非ともご一読を。




-------------


 感想になってるのか判りませんが、先ずはこのようなかたちで。長々とお付き合い頂いた方々へ、ありがとうございました。興味を持っていただけたなら幸いです。
 これでひとつ! まだ感想を書きたい作品は残っています。それが今週中に出来るかは正直むつかしいですが

 己も頑張ろうと。有体の思考を連ねつつ、おやすみなさい。


-Julian Casablancas 『Out Of The Blue』

2010.09.17 02:39 | | コメント(0) |

急ピッチで酔うとか

 帰ってくるまでは確実に素面だったのですけれど。人間駄目になるのはあっという間ですね! しにたくなってきた

 前々から読んでいたけれど点数どころかコメントすら残していなかったそそわ作品の感想なぞ残してみようと思う次第です。出来れば今週中には へこたれていなければ。今日はへこたれましたよ! しにたくなってきた

 閑話休題。
 閑話となるべき話題が本当に仕方なかったことについては眼をつぶっていただければ幸いです。前も同じこといったことがあるような気がする

 以下また書いてた文章削除 最近多いなこのパターン 酔うとますます自重しない

 ……また更に削除。酔ってる己がこわい 好きな作家さん語りがおそろしい
 
 本当に訳判らなくてすみません
 既に一時間くらい書いては消しての繰り返し。
 ほんとに言いたいのは何かというと、近々感想残しますということだけ。閑話に含まれていたような気がする
 己の駄目さを存分にさらけ出しつつおやすみなさい。


-My Bloody Valentine 『Soon』

2010.09.15 01:52 | | コメント(0) |

過ごしやすさ

 夜もこのくらいの時間になれば随分と緩やかな風が吹くようになりました。問題は明日も仕事だということだけですね! 寝ろ

 日中は某英語的な試験を受けてきたり。終わった後は明るいうちから酒とか呑んだくれていたり。仕事が無い分いつもよりは穏やかな日曜日でしたとも。


 風鈴だ
 夏送る音
 秋を繰る音


-猫祭り姫 『水鶏姫』

2010.09.13 03:02 | | コメント(0) |

※仕事でのお話

・因果関係が見えづらいな
・というか起承転結が無いな


 *


 何か物凄い心当たりがありすぎて変な笑いを零しながらぼこぼこにされていた私でしたが、挙句の果てに「お前は日本語が弱いな」と言われて眼の前が暗くなっていました。反論出来んなこれー、と思っていたらたまに褒められる部分もありましたと。「テンションで文章変わるな?」と言われ、曖昧なお返事をした次第なのでした。凹みはしましたけれど、非常に為になる指導を頂いたり。面白かったです。

 ビジネス上の文書とそれ以外とー、とは言ったところで。根幹はやっぱり日本語な訳でして。例えば原因があるからこそ結果があるのだし、主語と述語は判りやすく、てにをははしっかりとだなんていうことはどんな文章にも当てはまることではあります。仕事で残す書簡類では感情的になれない分苦手なところもある、やも。でも今回のご指摘はあまりにも身に覚えがありすぎました。そもそもの処「感情がどうこう」以前の問題なのでしょうね。

 きれいな日本語、もとい文章。それに対する憧れも抱きつつ、しかし実現するのはむつかしい。「きれいさ」「正しさ」「判り易さ」は、何か物語を連ねる上では一色汰に出来ないものかもしれませんが。

 ssを読むにあたり。きれいな文章を書かれる方、と思い浮かべて一番はじめに出てくるのは稲生さんです。どうしたって素晴らしい。ひそやかな目標でもあり、憧れでもあります。
 そして白石薬子さん。そそわの作品もさることながら、夜伽作品も本当に凄い。後者は未成年お断りですからご注意を!

 本当は、挙げるとキリがない。共通して言えることがあるとすれば、言葉を連ねて出来上がった「物語」として素晴らしいなと。そんな思いも抱きます。憧れる方はいっぱい居ていいよねぇ、と。とりあえずは言い訳を。今更改めて語るのは気恥ずかしい。なんとも。

 日々勉強なのです。強いて勉める。あとは仕事上で生命を保全するための努力が必要です。はい。


-ゆめにっきアレンジアルバム「☆ 24EFFECTS ☆」より 『日記帳を閉じる日』

2010.09.10 01:43 | | コメント(0) |

視界の明滅はいつものことでして

 先日ジェネリックに投稿させていただいた『よいよいよい』につきまして。改めましてお読みいただいた皆様、ありがとうございます。単体で文章書くの久方ぶりだったのですけれど、己の存在自体を覚えてくださっている方々もいらっしゃったというだけで感動もひとしお。もうちょっとがんばります
 早く帰れるのも今日までです。転職はなんだかんだでしないんでしょうけれども。

 何のお話をしよう。文章自体はこうしてつらつら書き連ねてはおりますが。
 先日参加させていただいたラグナロクもそうですが、合作について。

 複数の書き手が織り成した文章がひとつの物語を紡ぎあげる。個人の所感としては、非常に魅力的で愉しい創作方法なのです。いくつか文章があって、それを単純にコンカチすれば出来上がるというものでも無いのでしょう。それ故の大変さというのもあります。それすら愉しいのですが!

 色々この後ろに書いていたけど削除。
 一言。がんばります。

 あと何を話そう。きっとまた暫く更新できなくなるとか言い出す。文字が打てないほど忙しいなんてことそうそう無い筈とかいうのはちょっと前にも此処で書き残していたようにも思いますが、この場所そのものが黒歴史なので色々忘れてください。

 つい先日まで某一言呟き場(ついった)なるものにお邪魔しておりましたが、本当に碌なこと呟かない己にほとほと嫌気がさしてしまった為やめてしまいました。言って謝るくらいならはじめっから言わなきゃいいんだよ とかいう類の自制が効かぬ己の性質の仕方なさ故です。後は色々と眩しすぎた。それ以外の他意は無いと此処に明言します。

 フォローいただいた方々、本当に申し訳ありませんでした。更新頻度はあまり変わり無いかもしれませんけれど、粛々とこの場にて黒歴史を残していきます。

 仕上げたい作品も含め。残せるだけ残す。それで区切りをつける所存です。



-ゆめにっきアレンジアルバム「☆ 24EFFECTS ☆」より 『逃避行飛行』


2010.09.09 00:39 | | コメント(0) |

少しずつ書いてみましょう

 プチと呼ばれなくなって久しいらしい場所に一個投稿させていただきました。本当に久方ぶりです。お読みいただいた方、ありがとうございます。なんとか一年経たずに済んだのですけれど。あと元々のタイトルは「幽香さんが下戸だから地獄変」でした。思ったよか地獄が展開されなかったので変えた次第です。元ネタは「幽香さんは下戸だといいよ」的な某会話から。

 あとは無印、更に加えて夜伽と。書き残した途中の作品もそこそこ残っていて、いきてる内になんとか仕上げたいところです。日付変わる前に帰ることが奇跡にならなくなった頃合には達成出来ることでしょう。たとえば今日だ


 もう少しだけがんばります。


-cosMo 『マドツキ・イン・ワンダーランド』


 オアアアアアアアアアアアアアア『☆ 24EFFECTS ☆』が全公開されてるだと!
 思えば結構前のお話、「ゆめにっきにサントラとか無いのか……」と思って検索してみて発見してしまったときからずっと聴きたかったのですけれど 案の定手に入れることは叶わず。通販でなかったら大概のとこ無理であろと 仕方ないなと 思っていたのですが! 今日ふと訪れてみたらこんな展開
 私は光の速さでダウンロードを果たしたのでした。暫くこれ聴いて過ごそう

2010.09.07 01:11 | | コメント(0) |

広告を消すための所作とかなんとか (そのに)

 つらつら書いてた文章があまりにも酷かったために残り僅かな理性を以てそれを掻き消す姿勢。
 「特に気にしてません」という事柄など、はじめっから口にしないのが吉。それが関心を持たないものの正しい姿勢。下手に主張するから荒れる。私はいっとう臆病な人間です。

 過ぎるとどうでもよくなる。全てがどうでもよくなる。それに至るまでの時間というのは。真、短いようで長い。長いようで短い。己のせいしんを以て計り得る時間の尺度など、曖昧なのでありました。


-ハヌマーン 『今夜、貴方とマトンシチュー』

 

2010.09.02 00:59 | | コメント(2) |

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プロフィール

いこの

Author:いこの
たんたんとお酒をいただきながらssを書いている私の脳がじわじわアルコールやニコチンにやられていく様を観察できます
次また前触れなく長期に渡って休んだらぶっ倒れたんだなと把握してください


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